志望校の決め方〜大学受験編大学進学を目指すというものの、大学は日本全国にたくさんあります。 それらに対して片っ端から1校ずつ対策し、どの大学にも通用する学力を付けることは、難しいでしょう。 そのため、あらかじめ志望校を決めることが大事です。 とは言うものの、高校受験のように名前だけで志望校を決めることは良いとは言えません。 志望校決定は方向性を決める上で必要不可欠であり、大学ではとりわけ重要になります。 そこで本記事では、志望校の決め方について詳しく説明します。 まだ志望大学や学部学科を思うように決められていない人は、ぜひ参考にしてみて下さい。 ●まずは大学卒業後について 「医師になりたいので、〇〇大学医学部医学科に行きたい」と決められているのであれば、問題はないでしょう。 大学に行く動機、そして医師になるという目的がきちんと設定できているからです。 ですが、行きたい大学、学部学科が思うように決められないのであれば、大学を決める前に、まずは大学を卒業した後にどのような仕事に就きたいかなど、大学卒業後の自身を思い描いてみましょう。 思い描いたことは、頭の中だけで留めるのではなく、紙の上に書き出すことをおすすめします。 紙に書くことで視覚化することになり、自身のやりたいことを明確化することにもなるでしょう。 ●専攻したい学部学科を決める 大学卒業後に就きたい仕事を考えたら、次はその仕事に関連する学部学科を探しましょう。 方法としては、大学受験関係の書籍(例:蛍雪時代)や公式サイト(例:旺文社)などを活用することです。 学部学科選びは意外に時間がかかるので、高校1年生になったら、または高校合格後から始めても良いでしょう。 高校1年生のうちに行きたい学部学科を絞り込むことが難しい場合は、文科系と理科系のうち、どちらの系に進むかまでは、理由を持ってはっきりと決めておきましょう。 例えば、工学部か理学部に進みたいと考えた場合は、理科系に進んでおくことです。 高校2年生になる際、文科系あるいは理科系のいずれかに進むこととなります。 あいまいな状態で文科系あるいは理科系に進むと、ミスマッチングが生じる可能性があります。 理科系に進んだ後に文科系に、あるいはその逆に変更することは、それなりの労力となり、修正は容易ではありません。 このような事態を避けるためにも、文科系あるいは理科系のどちらに進むか、を最低限決めておきましょう。 ●希望の学部学科を専攻できる大学を探す 専攻したい学部学科を決めたら、その学部学科が設置されている大学を探しましょう。 複数あるのであれば、可能な限り全てリストアップしましょう。 リストアップをしておくことで、選択肢を視覚化できます。 ただ、この作業も学部学科選びと同様に、細かな作業で時間がかかるかもしれないので、できるだけ早い時期から行うことをおすすめします。 学年が上がるにつれて、リストアップした大学から、自身の希望条件(例:大学の環境)により近い大学を段々と絞り込んでいくと良いでしょう。 ここで、受験本番まで時間的余裕がある時期から「自身の学力に応じた大学だから」と言う理由で、大学を絞り込むことはおすすめしません。 学力は受験本番まで底上げできれば良いので、現段階の学力は気にせず、行きたい大学を最優先して考えましょう。 ●受験科目を研究する 高校受験同様、志望大学に入学するためには試験に合格しなければなりません。 大学は高校と違い、受験科目が多様です。 そのため、志望大学それぞれで受験しなければいけない科目、さらには傾斜配点などの研究が必要になります。 例えば、どの科目を重点的にやることで合格の可能性が上がるのか、過去問を見てどのような問題が頻出なのかです。 また、過去の合格点を見て、どれくらいの得点が必要なのかを調べた上で、目標点を設定しましょう。 ただし、過去の合格点は過去のことであり、未来を予測するものではありませんので、あくまでも参考にしておくことです。 ●キャンパス見学なども積極的に活用 受験本番が近づくにつれ、目指す大学をどんどん集約していくことも大切です。 国公立大学ならばなおさらで、可能ならば1校に絞って対策を集中しましょう。 現在は基本的に2次試験は前期日程のみ実施が主流で、1年に1回、しかも全ての国公立大学が同じ日に開催するからです。 もし思うように決められないのであれば、大学で開催されるオープンキャンパスや学園祭に行くことをおすすめします。 本当に行きたい大学を決めるきっかけ、受験勉強をする際のモチベーション維持などになるかもしれません。 オープンキャンパスですが、勉強しに行くなどと堅苦しい姿勢ではなく、興味本位で楽しんで行く心持ちで構いません。 ●まずは学部学科や卒業後の進路を考えよう 大学を決める際は、先に専攻したい学部学科を決めてから行きたい大学を絞っていく方法が良いと考えます。 東京大学のように大学入学後に学部学科を決めることができるならば良いですが、このようにできる大学でなければ大学名から先に決めるとミスマッチングが生じる可能性が否めないからです。 一度大学に入学した後に再度、大学を受験するのは意外に大変だったりします。 大学生になると受験生としての感覚が段々と鈍くなることが多く、その鈍くなった状態から再度受験生の感覚に戻さなければならないからです。 このような事態になることを避けるためにも、先ず学部学科あるいは卒業後の進路を考えられてはいかがでしょうか。 まとめ 以上で志望校の決め方について述べましたが、いかがだったでしょうか? 志望校を決める際はやはり、明確な動機そして目的を持つことが大事です。 これらを持つことで、高校3年間も有意義な時間に変わってくるでしょう。 せっかく4年間大学に行くわけですから、ぜひ有意義な時間としましょう。 |